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当院ではレーザーを用いた治療を行っています。レーザー治療器は外科の切開や止血、炎症止め(親知らずを抜歯した後の腫れや、インプラントの周りに起きた歯肉炎など)にも効果があります。その他、歯周病などの慢性炎症の治療、むし歯の治療、歯の根の治療、知覚過敏の改善など多くのものに利用できます。
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安心して治療が受けられるよう、院内感染防止のための機器です。高圧蒸気滅菌といい、ほとんどの微生物(ウィルス、細菌、真菌など)を滅菌できます。診療に使う器具のほか、ガーゼや綿なども滅菌しています。
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紫外線を使った滅菌機です。紫外線殺菌灯を箱の中で点灯し、およそ太陽の100倍の強さの紫外線を器具に当てます。オートクレーブが使えないものやそのほかの小器具などの殺菌に使っています。紫外線による殺菌はすべての微生物に対して有効な方法です。この紫外線は260nmの波長をもち、細菌のDNAに直接作用し、分解することで殺菌効果を表します。これによりわずか1分で付着した微生物のほとんどが死滅します。
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デジタルエックス線
最新のデジタルエックス線、CTを導入しています。エックス線は歯科治療の診断に欠かせない診断方法です。エックス線は2次元像(平面像)CTは3次元像(立体像)で患部の撮影を行います。しかしながらエックス線やCTも放射線を用います。人体への影響も考えなければなりません。 エックス線をデジタル化し超高感度フィルムを用いることでかなりの被ばくを抑えることができます。また、撮影の際には鉛の入った放射線防護服を使用することで更に被ばく量は減ります。
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歯科用CT
デジタルエックス線と同じように最少量のエックス線で立体的な画像を撮影できる機器です。親知らずと顎の神経との位置関係や複雑な歯の根や神経のの形なども確認できます。また、インプラントの正確な診断と治療計画にもその力を発揮します。
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超音波スケーラー
歯にこびりついた歯石を撮るための機械です。超音波振動子により発生させた30000回/秒の振動で歯石やバイオフィルム(歯の表面についた細菌による膜。いわゆるぬめり)などを破壊・除去します。出力(振動回数)を調整し、先端のチップを交換することで根管治療(歯の根っこの中の清掃)などにも用いられます。
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デジタル口腔内カメラ
口の中の状態を簡単に撮影できるカメラです。「上の奥歯にムシバがありますよ」といわれても自分では見えません。鏡を駆使してもなかなか難しいものです。口腔内カメラを使えば目の前のモニターにムシバの様子が大きくはっきりと映し出されます。
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口外用バキューム装置
歯や入れ歯、銀歯など、歯科では多くのものを診療室内で削ります。削る際には空気中にその粉塵が飛散します。それを吸引するのがこの装置です。言ってみれば巨大な掃除機のようなもので水も吸引します。また細菌やウィルスなどの飛散も防止し、院内感染防止に一役買っています。
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超音波洗浄機
使用後の器具には多くの汚れや細菌などが付着します。洗剤と水道水で洗った後、超音波振動により機械的にそれらを除去し、最後にオートクレーブにかけます。これにより診療開始時の器具はより清潔なものとなります。
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クイックジェット/ユリー
クイックジェットは水と専用のパウダーを高圧で歯に吹き付けることで歯の表面の汚れを落とします。特に歯についた茶渋やたばこのヤニなどはブラシで磨くよりも短時間できれいにすることができます。
ユリーはノズルの先端に小さなブラシをつけ、機械的な振動をブラシに与えて汚れを取る機械です。家庭で使う電動歯ブラシのイメージです。併用するペーストの種類によってその効果が変わります。
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マイコン制御の注射器です。痛みも少なく、必要最小限の麻酔薬で麻酔時の痛みを軽減します。
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